イタチの生態
日本での代表的な種はニホンイタチとチョウセンイタチの2種です。
4月〜6月になると繁殖期に差し掛かり、ツガイで行動することが多くなり、出産
は年に1回で1度の出産で1〜8匹産れます。
基本的に夜行性と言われていますが昼間も活動することがあり、冬眠することなく
一年中活動しています。
ニホンイタチ | チョウセンイタチ | |
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体 長 |
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オス 27〜37? メス 16〜25? ※1 | オス 28〜39? メス 25〜31? ※1 | |
尻 尾 |
体長より短い オス 12〜16? メス 7〜9? |
体長と同じぐらいもしくはやや短い オス 16〜21? メス 13〜16? |
体 色 |
赤褐色、茶褐色 | 褐色がかった黄土色 |
食 性 |
鳥や小動物、昆虫を捕食 木のみなどの植物質 |
鳥や小動物、昆虫を捕食 果物などの植物質 |
活 動 域 |
川辺や池沼、湿地などの水辺 山間部周辺 ※2 |
農地や林など自然と隣接する住宅地 農村周辺 ※2 |
繁 殖 期 |
春に1回出産 九州では2回出産することもある |
春に1回出産 |
※1 基本的にニホンイタチはチョウセンイタチよりも一周り小型ですが、個体差や雄と雌の体長の差や
体色が似ていることから外見上見分けるのは難しいです。
※2 ニホンイタチは本州・四国・九州に棲息しており、最近では北海道でも発見されているよう です。
チョウセンイタチはユーラシア大陸北部、アジア東部など広く分布しており、日本では唯 一対馬で 棲息していたのが、毛皮獣として輸入されたのが逃げ出し西日本で繁殖し野生化し ました。
その為西日本ではニホンイタチの生息域が圧迫され山間部周辺へ追いやられてい ます。
イタチの被害
イタチが家屋内に浸入すると天井裏を走り回ったりすることで騒音被害に遭い、安眠の妨げになるなどの心的被害が起こることが多々あります。
トイレの様なエリアを数箇所作る習性があり、天井裏に糞と尿のたまり場が出来ます。
これを放置しておくと天井板にまで尿が染み込んで、雨漏りのようなシミができてしまい、そこから悪臭が広がり家中が臭くなります。更にイタチにはダニが寄生していることがあり、病原体やウィルスをばら まき被害に陥ることもあります。
身近で出来る駆除について
近年ネズミやイタチを駆除するにあたり、超音波による追い出しが注目を 浴びているようです。確かに毒餌による薬殺や罠による捕獲を試みる従来 の方法と見比べれば、簡単な手法で生き物自体にも直接的な害は与えずに 済むという点ではメリットがあります。今ではホームセンターやネットシ ョップなので安く販売されていることもあり、試しに使っている方が大勢 いらっしゃると思います。しかし、効き目はというとほとんどが最初のう ちだけということが多いようです。2週間持ったという方もいれば、たっ た2、3日で再びネズミ、イタチが侵入したというケースも耳にします。 ネズミやイタチは環境適応能力が高いため、最初のうちは音圧に驚いて逃 げていくようですが、驚いては逃げ、驚いては逃げを繰り返しているうち に慣れてしまい、音圧を受けても平然としていられるようになります。 定期的に機器から発する音域を変えたりすれば、効果のほどは見込めます が、維持するのであれば機器メンテナンスを延々と繰り返さなければなり ません。またサーチライトなどの光で驚かせて追い出す方法もこれと同じ ようなことが言えます。 ひとまずその場しのぎには使い勝手がいいものかもしれませんが、長い目 で見ればやはり駆除をするなら本格的な駆除が必要だということが言えま す
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